ホルモンバランスとダイエット -女性向け基礎知識- 〇ホルモンとは? ホルモンは体の色々な働きを調整する重要な物資で、骨の筋肉の成長、エネルギーの代謝、血圧、食欲や食物の消化などの働きを担っていて、脳や様々な器官で作られている 女性ホルモンは2種類・エストロゲン(卵胞ホルモン)・プロゲステロン(黄体ホルモン)これらが1カ月の中で増減を繰り返し、排卵・月経・妊娠をコントロールしています。 自律神経、骨密度の維持し女性らしい体型をつくる役割を担ってくれています。 エストロゲン(卵胞ホルモン)・・・ 卵胞ホルモン。通称「美肌ホルモン」女性特有の丸みを帯びた体型をつくったり、肌や髪のハリや潤い、成長を促す。他にも代謝を促し血管や骨を強くしたり、自立神経を整える。エストロゲンの分泌が活発になる月経開始から排卵日までの期間は、女性は体調が安定しやすくなる。 プロゲステロン(黄体ホルモン)・・・ 黄体ホルモン。基礎体温を上昇させたり、子宮内膜や乳腺を整えたりと、妊娠維持に必要なホルモン。生理前の体の変化はプロゲステロンの作用と言われている。 〇ホルモンバランスが乱れるとは? 分泌が正常に行われなかったり、増減のサイクルが変化したり、加齢によって分泌量が減ったりする状態を指す。 原因としては閉経に伴う更年期障害、PMS、ストレスなどかある。 ・バランスが崩れると出る症状 生理不順、生理痛、不正出血、不妊、PMS、更年期障害、自律神経失調症(めまい、動機、倦怠感、頭痛、不眠)イライラ、落ち込み、肌荒れ、ニキビ、むくみ、太りやすい、髪のパサつき、抜け毛、骨粗しょう症、子宮がん 〇バランスを整えるには? ・心も体も健康であることが基本…・バランスの取れた食生活(必要な栄養をまんべんなく適量食べる)・カロリーの高いものを摂りすぎない。・痩せすぎ、太りすぎは厳禁(生理不順、排卵障害などが起こりやすい・入浴と十分な睡眠・ストレス軽減(一定のバランスで分泌している脳の視床下部や下垂体はストレスの影響を受けやすく、月経不順、過多月経、過少月経などを引き起こす。)酸素運動が良い(疲労しすぎない)、呼吸に意識する 摂ると良い物 大豆製品(タンパク質、イソフラボン豊富)、カルシウム豊富な青魚、海藻類、食物繊維、野菜、 キノコ類、ゴマナッツ類、イモ類、卵、肉類、ビタミンCが豊富な緑茶 ビタミンB群・E群 ホルモンバランスを正常に保つために、(特に40代くらいから)健康的な食生活の確立、運動習慣をつくり、家族や友人など楽しめる趣味を持てると理想的でしょう。 適度な運動も心がけていきましょう! CORE FITNESSで「楽しく健康に」